フライ・フィッシング(以下FF)をするに当って何から取っ掛かればよいか? アドバイスしてくれる人がいないとサッパリ解かりません。
私の場合もそうでした。 ここでは全く初心者向けに始めます。 私の経験の上で、合理的?と判断し、実践している内容です。
ハッキリした間違いじゃない限り、ツッコミはご容赦願います。 だって自由奔放が基本ですからね。
まずFFは大きく4つに分けて考えると 解かり易いでしょうか。
@、 知識探求 A、 タイイング B、キャスティング C、実釣 ←こんな感でしょうか?
では順を追って簡単に掻い摘んで説明しますので、FF全般をイメージして見て下さい。
このイメージには当然個人差がでます。 でもその個人差こそが個々の個性であり、各自のフライ考なのです。
@の知識と言うのは、道具への理解と最低限度の昆虫学、つまり勉強です。
昆虫学は、魚の餌となりうる虫達の生態の事と形です。 これをある程度理解しないと、フライが巻けないし、戦略が立ちません。
Aはフライの自作です。
フライを作る事を“巻く”と言います。 巻く巻かない
は自由ですが“タイイングをしないと言う事は、FFの楽しみの半分を諦めたと同じ事”
と言われます。 やはり自分で巻いたフライで釣らないと・・・・ 因みにフライマンの9割以上は自分で
タイイングをします。
Bのキャスティングは練習です。
最低限度(7〜8m)で洗面器程度に入るようになれば、とりあえず何とか釣りはできるるでしょう。
逆に言うと、これくらいは出来るようにしておかないと、釣りにならないと言う事です。 ポイントに届かない事にはマグレも起きません。
Cは釣行。 釣りに行きましょう。
自分で巻いたフライの中からその時期その川に合った物を選び、ポイントにキャスト。 上手くドリフトさせて、魚が出たら合わせます。
そしてランディング(キャッチ)です。 これまで積み重ねてきた事が報われ、間違いではなかった事が証明される瞬間でもあり、大変な満足感が得られます。 この快感を求めてフライマンはせっせと川へ通う訳です! 大抵の人は初めにロッドとリールとラインを買います。
そしてとりあえずキャスティング練習して見ます。 なんとか前方向にラインが出るようになると、完成フライを購入し、川へ出掛けます。
でもそう簡単には釣れてくれません。 一緒にやる友人がいるか、FF経験者が近くにいない人は、この時点で1/3程度は
めげて諦めるようです。 そんな悲しい事にならないように、私なりのアドバイスを差し上げますので、このHPを見て、始めて見ようと思う方、あるいは中途になってる方、メールを下さい。 一緒にFF楽しもうでは、ありませんか!
−5月29日のかわら版より− |