タックル トーク
私の持ってるタックルについての、わがままトークです。
当然ですが独断と偏見もありですので、その辺はご容赦願います。
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Hardy リールってこんな感じ・・・・
今日フライリールはどれだけのメーカーと機種が出てるのでしょう?
フライフィッシングは趣味の釣りだから道具にも凝ってみたいものだ。 中でもリール。
私の場合、ドラグを使うような大物釣りはしないので、ラチェットドラグの物ばかり。
性能の比較は難しいが
“味わい”と言う点では外国製が面白いと思います。
そんな事を教えてくれたのがこの
ハーディーでした。 英国王室御用達である。
パッと触った感じは
おもちゃっぽい。 ガチャガチャってドラグがそう感じさせるのか?
しかし隅々まで外国、しかも英国製な感じ? 更にこの手の物としては安いです!
でもいつも手に持ってしみじみ思うのが「本物って良いな〜」って事です。
小物フェチな私のアンテナには、このリールから滲み出る“英国フェロモン”
ビリビリ伝わって来て、いろんな誘惑をします。 それがなんとも気持ちいい!
しかしこの英国フェロモンは女性には不快な物らしい。 その証拠にハーディーリールを動かすと妻が過敏な反応を示します。
この現象は我家だけではなく、知人宅でも起きる事から考えても、女性一般に共通の現象ようだ。 そこに翌日の釣行を想像したときに出てしまう
“明日は釣るぞ〜ニヤニヤ・スマイル”が加わると奥様族の不快指数はピークに到達する事もあるので注意が必要。
それだけハーディーは素晴らしく、世の男達を魅了し続けるのだと思います。 くれぐれも
“Hardyでガチャガチャ”は妻が寝静まってから、別の部屋でこっそり一人で!やりましょう。 格別に気持ちよく楽しめるはずですよ。 違いが解かる男のアイテム!    
-2002.5.23-
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ORVIS が大好き!
初めてフライショップって所に入った時、たまたまこのリールを見かけた。
「かっこいいー!」が第一印象。 しかし、フライ入門間もない私には
店頭価格38700円(私の記憶では)は、とても高価に思えたものだ。
限定モデルなんて事も知らず、どれほどの物かも良く解からない。
しかし、
色、形、金メッキ、大きさ、重量、作動感、細部に至って完璧な仕上がり。
文字の配列や穴の空き方まで美しい。 多分どこか1mmでも違うと
全てが台無しになりそうな絶妙のバランスだと思う。 
だから大好き!
一目惚れから3年目の終わりにようやく購入。 その晩は寝るまで触ってました。
以来最もよく使ってあげたし、最も沢山の魚を見せてくれました。
Made in England って辺りが異文化を感じさせてくれます。 だから大好き!
後に別のプロショップで「オービスのCFOって良いよね〜。 同じ英国製でもハーディーより繊細で良く出来てますね。」って言ったら、店長に「その頃のオービスのリールはハーディーが作ってたんですよ。」って聞いてビックリ! 知らないで喋ると恥をかきますね。
この一件以来、
「Hardyって凄いんだ!」と私の中にプログラムされてしまったようなのだ。 やっぱりフライフィッシング発祥の国?造製?
歴史を感じちゃうのだ。 時間の経過と使用頻度に伴い、小傷がいっぱい付いてます。 全てひっくるめて良い味出ていて、
大好きです!
リールにはフルライン+バッキングが常識だと思っていた私は、購入時、店のおばちゃんに「DT3とバッキング20ヤード程巻けますか?」って訊ねたら、「巻ける巻ける、CFO123でしょ? 
全然大丈夫です。」って言われた。 ← 大うそです!DT3ノーバッキングで目一杯。
隙間無く上手く巻かないと#3フルライン巻けません。 「余計な物買わされたな〜」って感じがしたものだ。(バッキングラインの事)
とっても大切に育てた結果でしょうか? 知らない間に2個になってました。  愛情を持って育てると時として理解を超えた事が良く起きるものだ。 皆さんもそんな経験ありませんか?(分裂したと思われる方にはシリアルナンバーまで付いてる)益々大好き!  
-2002.6.5-
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不思議ロッド I s’3
このコンテンツを作るきっかけになったロッド。
注文から納品まで7ヶ月半を要した。
それでも早かった方だと言うから驚く。
8’3”ドライアクションモデルで68000円と
超高価なのに値引き、保証等一切無し!
そんな理不尽も罷り通り、ベストセラーに・・・・
最近ではカリスマロッドなんて呼ばれている
I s’3の不思議な魅力に迫ってみたい。
簡単にスペックを紹介すると、8’3” 2P 1T #3 ドライアクションだ。 岩井渓一郎のわがままをF・A・I・Sの松井伯吉が形にしたものだ。
松井氏が1本1本仕上げている為、納期に時間が掛かるらしい。 他に
8’7”モデルもあり、こちらはドライ・ニンフ用となっている。
しかし、恐らく
ティップ部分は共通だと思う。 理由はバット部分が約13Cm短いからだ。 ティップと同じ長さで8’7”となるのでしょう。
合理化と言う意味では大いに賛成なのだが、
価格に反映されているとは思われない点が悲しい。 アクションはスローで非常に良く曲がる、 いわゆる軟らかいロッドだ。 ただし価格を考えると仕上げが良い高級なロッドとは言い難く、1部のマニアに受け入れられる種の物。
この画像で解かるかな? グリップは円筒形ではなく、楕円形に更に面取りを施し、右手用に作ってある。 更に偏心設計、つまりグリップの中心から上方向にずれた所をブランクが通っている。 握りに拘りがあるらしい。
岩井氏の好みでグリップは小さめ。 ロッド自体のアクションは私好みである。 使っていて楽しく疲れないロッドだ。
しかしロングキャストを目指した物ではなく、10m前後(テーパーリーダー含まず)が一番使いやすい距離だと思う。
魚が乗った時の曲がり具合やスリル感は素晴らしいと思う。 ただ、最近の岩井系ロッド程はっきりとしたコンセプトは感じられず、
“Alltmor -X LL”と振り比べたら古さを感じてしまう。 いい意味で言うと非常に曖昧なロッドなのだ。
他所にも書いたが、
掴み所の無い懐の深さが、飽きを感じさせないのだと思う。 私をフライ・フィッシングのディープな部分に引き込んだロッドなのだが、最近なかなか出番が無い可愛そうな奴。 だからと言って手放す気にもなれない。
買った時は他所で見かける事は殆ど無かったが、最近はYAHOO!のオークションにも時々出品されていたりする。
そろそろ市場に行渡ったのか? 出番は少ないが、我フライ人生には大切なアイテムだった。
      
-2002.6.12-
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シーバスロッドって割安?
フライロッドと比べたらシーバスロッドって割安だと思うのは私だけか? その辺りを比較検証してみたい。
画像のロッドは
“SPS-962-Ti ”で、価格、人気共に国産トップレベルと思われるシーバスロッドです。
価格で比べたら
“アルトモアX-LL”よりチョット安く、“フリーストーン・XT”と同じ位です。 (定価比)
カーボンやコルクの原価や加工費までは不明だが、原料の量ではフライロッドの3倍以上使われている事は間違いない。 更にガイドだが、SPS-Tiは全て
“チタンフレームSiC”だが、フライロッドは言っちゃなんだが、針金曲げただけのスネークガイドだ。 
素材は良いかも知れないが、パーツ価格で見たらその差歴然!
このロッドのガイド1個で普通のスネークガイドなら50個くらい買えるんじゃないか?
と言っても、そのSiCガイド自体もFujiの独占PATらしいので凄く割高らしいのだが・・・・
細かい話は抜きにして、2本並べたのを見せて
「同じ値段です。」と言っても誰も信用しないでしょう。
シーバスロッドが安いのか? フライロッドが高いのか?
 基本的にフライフィッシングが中心の私から見たら「シーバスロッドは割安です。」となる。 しかし、6万円や7万円のフライロッドは案外迷わず買えるのに、4万円超のシーバスロッドを買う時は、本気で何日も悩み、勇気を振り絞らないといけないのは私だけか?
割安のはずだろう? 釣れる魚もでっかいぞ! 随分丈夫そうだし・・・・ でも高いと感じるから不思議だ。
そんな私がどうしてこんなロッド持ってるんだ? 不思議だ。 でも持ってるから簡単に紹介してみましょう。
実際には2時間使ってみた印象です。
(だから後で変わるかも)  其の1、軟らかい。 其の2、凄く軽い。
でもシャープな感じはしなかった。 シーバスは最もバレ易い釣りと言われるが、その
“バレ”を防ごうとした努力が“ 形 ”になったロッドかも。
(実際まだ魚をかけていないので、あくまで使った時、感じた印象です)
振り抜きのシャープさは
“ダイコー プレミア・ブロス”の方が圧倒的に上。 それと比べたらSPSは何とも曖昧な感じがする。 しかし嫌いじゃないんだな〜、この曖昧さ。 何かを予感させてくれるロッドです。
またそうじゃないと悲しいし・・・・ 高かったんだから・・・・ 本格的な始動は10月に入ってからかな?
この秋のメインロッドになりうるか?それとも話題だけで終わってしまうのか?生かすも殺すも私次第だ。
UFM SALTY PLUGGER  9’6” Lure 5〜24g Line 6〜12lb        
-2002.6.26-
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C・F・O U が、やって来た!
念願の“ORVIS C・F・O U”を手に入れた。
1989に生産中止後、ファンの要請により200個?限定生産された物らしい。
おそらくオービス以外のリールも含めて、
最小・最軽量のリールだと思います。
左のCFO・123でもバーストックでは小さい方なのに、それより更に小さい。
40過ぎたオッサンが使うと気持ち悪い言葉だが、
『 超カワイイ!』
しかし小さいとは言っても まぎれも無く本物で、一切の手抜きは見られない。
正真正銘の
“ Made In England ” で、私のアンテナを執拗にくすぐる。
私はフライフィッシングと言う行為が好きなので、フライの歴史や
メーカーの成り立ち等には興味が無い。 だから必要以上に詳しくも無い。
ただ自分の感性に従って
“好きな物は好き!” なのだ。
実物を初めて手にして感じたが、このリール、
“合格 ”である。
よく、「バンブー用にチョット重めのリールはいかがですか?」と言いますが、「日本のスタイルには合わないんじゃないか?」と感じている。
大物釣り以外では7f t以上のバンブーロッドは必要無く、軽く短いロッドで世界一繊細なフライフィッシングを楽しむのが正しいのでは?
そう感じた頃から軽いリールを探してて、この
Uの存在を知ったのだ。 その時から 「私の持ってる超軽量 6’3”バンブーと組合わせたらどんなに素晴らしいだろう?」 と、ずーっと考えていた。 が、モノがモノだけに人気が高く、中古でも安くないのだ。 オークションにも出ますが、中には 「随分使いましたので使用感がありますが・・・」 と言いつつ開始価格が35000円なんて馬鹿げた物もあった。
先月も良い出物(中古傷あり)がありましたが、残念ながら数分差で入札できずに終了してしまう、と言う経緯があったのだ。
その時は非常に残念でしたが、今思えば
“全てはコイツと出会う為の運命だったようだ ” と感じている。 値段も随分安くて喜んでいる。
現行モデルでは
“Hardy Fly Weight ” とかも軽くて74gですが、この“C・F・O U”はナント54g! やっぱり 『 超カワイイ 』のだ!
#3ハーフラインで巻いてすぐにデビューさせるつもりだったが、現物見たら惜しくなった。 暫くの間は自宅待機で目を楽しませてもらおう。
クリック調整機能は無し。 至ってシンプル!
だって強力なドラグが必要な場合に
こんなに小さいリールは
使わないでしょう。
無駄を省いた結果の姿、私は好きだな〜
新品、未使用、無傷。(あたりまえか・・・)
使って傷が付くのはイヤじゃないが、
いじってて傷物にするのは絶対にNG!
クリック音が最高です! お宝がまた増えた。
 
-2002.7.17-
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ヤシの葉マークに憧れて・・・
特別高価な訳ではないのに なぜか手が届かない存在だったパームス。
スミス、ufm ウエダ、と並び
シーバスロッドの御三家のひとつパームス。
PALMAS Surfstar Light Class SGP-86L
憧れ続けていたパームスをついに手に入れる事が出来た。
2〜3回使用の中古品だが、傷一つ無い美品。 でも思ったほど安くなかった。
何故か地味で目立たないカラーリングが多いルアーロッドの中では異彩を放つ
明るい
シルバーのブランクカラーは離れていても一目でそれと判るパームス。
私のシーバスフィッシングの中心とすべく、大きな期待を持って購入に踏み切ったのだが、
はたしてその実力はどれほどの物でしょうか?
私がよく行く河口の釣りでは、この 8 f t 6 i n と言う長さが 私の体格には理想である事は実証済み。 更に私がよく使うミノーのウエイトは15g〜20gなので、この Light class” (Lure Wt 1/4 〜 3/4 oz)がベストマッチング。 全てが丁度良い素晴らしいロッドの筈である。
まずキャスティングの第一印象は
“素晴らしい!” の一言に尽きる! 軽いのだが軽過ぎない。 硬過ぎず、柔らか過ぎず、理想に近い。
程好く曲がり、溜めがきくので素晴らしく遠投がきく。 18 lb のファイヤーラインを使用すると18gのミノーが50m程度飛ぶのだが、この時18gという重量をしっかり感じ、必要な分だけロッドを曲げる事ができるのだ。 結果的にピンスポットキャストが容易に可能なのだ。
特によく使う15g〜20gのミノーには
完璧なバランスであると断言できる。 曲がる割にはバットパワーは充分で、70Cm級のシーバスが掛かった時にも、特に気を使わず無造作に寄せる事ができた。 エラ洗いの激しい動きにも全く問題無く追従してくれる。
ウエダ ソルティープラッガ−に感じた
“稀薄さ”のような物が、このロッドには無い。  私が個人的に感じる唯一の欠点は、リールフット(ロッドを持ち続ける所)から、ロッドエンドまでが短い事。 これは人によって好みが分かれるので、ロッド自体の欠点ではない。
とにかく先にも書いたが、全てが私の理想のイメージとマッチした理想のロッド、それがこのパームス・サーフスター・ライトクラスなのだ。
「おそらく今後これ以上のロッドと出会う事が無いんじゃないか。」と感じた。 早い時期にこの素晴らしいロッドと出会えた私は幸せだ。
河口でシーバス釣るだけなら他のロッドは要らないや・・・・。 って言うと言い過ぎか?                      

-2002.8.17-
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A i l e MAGNET もっとガンバレ!
私はAile MAGNET が大好きです。
比較的新しいメーカーだけに、ルアーの完成度は非常に高い。
私が好んで使うルアーの中では、
飛距離、飛行姿勢、アクション
三要素が
最高レベルと高く評価できます。
更に、このクラスのミノーとしては
価格が安いと言える範囲。
それからもう1点、
製品のバラツキがとても少ないのも評価できる所。
しかしそんな素晴らしいルアーなのに重大な弱点が一つある。
破滅的に塗装が弱いのだ!!!
新品時の仕上がりが非常にリアルなだけに余計に悔やまれる。
1箇所でも傷が付くと、そこからパリパリ剥れてきてしまう。 そうなるとルアーケースの中に入れとくだけでどんどん無色化して行きます。
魚に見せてなんぼのルアーにステルス機能はいらないと思います。 製造者に言いたい! 
「 早急に対策を講じる必要がありますよ!」
難しい事では無いでしょう? だって同社の最近のラインナップの “ダイエット シリーズ ”は良くなっているのですから。
河口でよく使う “ ima-komomo ” なんて岩に擦れて大傷付いても、
そこから剥れてくる事は皆無である。
アイルマグネットもこうあってほしいものである。
因みにこのアイマ以上に、塗装が丈夫なルアーを私は知らない。
とにかくアイルマグネットは港湾や、根の少ないサーフでシーバスや
青物を狙う時、私の戦略になくてはならない大切なルアーです。
製造会社には、もっと頑張って頂きたいと、声を大にして言いたい。
Aile MAGNET もっとガンバレ!
最近あまりショップで見かけなくなってきてるのも心配だ。 実用品であり続けろ! ガンバレー Aile MAGNET !     
-2002.8.31-
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サイトマスターって高いな〜
チョットいいサングラスが欲しかった。 ネット・フレンドの意見を素直に受け入れ
サイトマスターの購入を決定した。 ティムコから発売している事意外何も解らん!
入手の為ヤフオクを見たところ
「高ぇ――!!」が第1印象。 手違いで2個購入。
性能には
大変満足。 今まで使ってた安物とはハッキリ違いが感じられる程良い!
一番良い所は
明るさ。 木々の生茂った薄暗い所でも外す必要が無い。
しかし、なぜこんなに
小さい? 自分では標準的だと思っていた顔がデカイのか?
鏡で見たら
ただのガラの悪いオッサンにしか見えない。(チョッピリショックです)
タレックスのレンズ使用なのだが、同レンズを使いオーダーした方が安いです。
しかし、これはこれで良いのではないかと・・・・ 個人的にはめんどうだったし・・・・
-2002.11.14-
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The Featherweight First Edition
またしてもハーディを入手した。 2つめのフェザーウェイトだが、今度はゴールデン。
“ファースト エディション”
と書いてあるが、私は詳しくないので詳細は不明。
名前からすると
初期モデルのレプリカなのでしょう。 ま、とにかく渋いです!
正直な話しフェザーウェイトは3個目で最初に購入したドノーマルは弟にあげちゃいました。
2つめの購入はDXモデルと言い、シャンパンゴールドの限定モデル。
 で、3つめがこれ。 現在所有では2つめと言う事です。
物は結構古いようで、中のグリスが
通常はマヨネーズ程の粘度のはずだが、
これのは
キャラメル状に硬化しており、回転がスムーズではありませんでした。
そこでグリスを洗浄し、替わりに
オイルを塗っておいた。 その結果メカニズムは
全く新品と同コンディションに復活! 使用頻度は相当に少ない事が窺える。
しかし、外装には歴史を感じてしまう。 と言っても程度はかなり良い物です。
若干、メッキ部分の剥がれはありますが、
錆や腐食は皆無に近い。
どうにも使うのがもったいなく、コレクションのひとつとなりそうです。
No 127 と
シリアルナンバーが打ってあるが、幾つのうちの127かは不明です。
私は
限定モデルとかにとことん弱い事が最近判って来た。
フェザーウェイトは表より背面が美しいリールだが、撮影すると美しさが表現できない。
撮影技術が未熟なせいか? だからいつも表側の画像ばかりになりがち・・・・
右の様に
洒落た字体で文字が入っている。 れいによって、嬉しさのあまり、よく手に持って回しています。 このリールは音が派手なので妻は横で “しかめっ面”です。
「どう?かっこ良くない?」って訊いたら、「高いの?」・・・・ そうじゃないでしょう〜。
あからさまに文句を言われないだけ助かっていると判断しています。
コレクターにならない程度に並べて置いて、気が向いたら使っても良いとも思っている。
さりげなく
バンブーロッドとツーショットとか似合いそうだ。 個人的に最高点をあげたいデザインなのだ。 やっぱり HARDY は素晴らしい!      -2002.11.30-
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“The Featherweight First Edition”についての情報を入手した。 情報元はヤフオクに出品されていた、
同じ “
Hardy” 社製のリールで、出品されていたそれは私のより一回り大きい “ LRH Light weight ” で、同じゴールドモデルだった。
画像にはまぎれも無く
First Edition の文字が写っているではないか! 説明文を読んでみる。 なになに、200個限定らしいと・・・・
その内
100個(シリアルNo 001〜100)は係者に配られた為市場には出てないらしいと・・・・ んじゃかなり レア?( ̄ー ̄)ニヤリッ・・・
更に製造は今から
15年以上前らしいと・・・・ これって正解? どなたかご存知の方、情報をお願いします。        -2002.12.27-
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B I L L B A L L A N  FEATHAR WEIGHT
 “サイズの割に重くてガッチリしている” と言うのが私のB i LL BALLANへのイメージだった。
前から持っていた
MODEL 50 がそんなリールだったから。 ところが最近イメージ一新。
それはこの
“ FEATHAR WEIGHT ”とであってから・・・・ なんと “ AMPEX No2 ” より軽いかもしれない。
ビルバランに
#3フルライン。 アンペックスに#4フルライン。 この状態で天秤に乗せたらビルバランの方が軽かった。 フライラインの重量差はどれ位かは解らないけど僅かなもんでしょう。
って事で、今シーズンは
TREMENDOUS バンブーには、アンペックスの他、気分次第でビルバランも乗る事になりました。 #4フルラインは巻けないのでハーフカットしてそれぞれに分けることにした。
手元に届いた時(ノーマル状態)には、
ハンドルのツマミ部分に構造上の問題がある事を発見した。
ツマミ部分が中にネジを通しただけの簡単な構造だった。 当然
ネジを締め過ぎたらツマミが回転しなくなるし、ハンドルアームを突き抜けたネジの先がフェイスを傷つけてしまう危険もある訳だ。
そこでツマミの内径を0.2mm、更に手仕事で約0.1mm広げて
メタルチューブを挿入し、その中をネジが通るように改造しました。 改造後はネジを締め込むとチューブ長分で止まり、その外側をツマミが回転するようになり、締め過ぎは起きない構造。 一応これでツマミの緩み最悪脱落紛失と言う事故は免れる筈である。 が、アルミパーツの強度問題そのものは如何ともしがたいので、にチェックを怠ってはいけない。
「バンブーロッドには少し重めのリールを」と言うのが世の定説のようだが私的には「である。 だっていつも使うバンブーは軽いんだもの。
完成重量で
83gなのでカーボンロッドと何ら変わりが無いのである。 だから極力軽いリールを組み合わせて、渓流を釣り上がりたいのだ。
そんな訳でこのリールで今シーズンは楽しみたい。(本当は写真映りも結構良いはずだが、
技術的問題で今一伝わらない)  -2003.1.22-
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T A K A D A R O D  S T A T U    2 7 6 - 5 T
なかなか物欲の念を掃えない私は収集癖から抜け出せない。 ロッドなんて良い物に出会えたら、それ1本で足りる筈なのだが、現実は・・・・
なにかと理由を見つけ(理由と言うより自分への言い訳か)、また新たな道具を求めてしまう。 しかも、段々目が肥えて来る為、安物では納得できなくなって来るから困った物だ。 しかし、時として
思わぬ良い買い物をする事がある。 思えばこの 高田バンブー もそんなロッドです。
このロッドは渓で出会ったM氏から「欲しい人いませんか?」って事で預かった物だが、実物を手に取って見ると細部の作りの良さに惚れ込み、私が買ってしまったのだ。 唯一の問題は購入時、ティップ部が折れていた事だ。 6本の内2本か3本折れていたのだ。
購入後、ビルダーの
高田氏にメールしたら「5000円で修理します。」と言う返事。 正直驚きました。 はっきり言って破格です。
詳細はかわら版(2002・4月12日・13日)を参照下さい。 このロッドは
7’6” #5です。 私が通常渓流で使うサイズではありません。
特に飾り気が無く、いや、むしろ地味な感じがするのですが、細部を手にとって見ると、本当に
丁寧に良くできているロッドです。 一目惚れ?
M氏が手放した理由は「扱い辛いロッドアクションだから。」と言う事だったが、私は嫌いじゃないです。
非常に正しい、
バンブーらしいバンブーアクションだと思います。 現在使用は天湖森でのみですが、ここでの使用には本当に丁度良いと感じます。 十分にラインを乗せてバットを曲げるイメージで・・・・
よく曲がるロッドなので試しに
#4ラインを使ってみたら全くダメ! やっぱり正しく#5ロッドでした。
でも25cm程度のニジマスでも十分楽しめ、
7Xのティペットでもアワセを入れられる程繊細でもある。
新品価格が
11万円って事を考えると、天湖森の放流ニジマス釣り専用って贅沢過ぎ。 と言うより、ロッドが可哀想か? 予想以上に使い良いロッドだったので、解禁直後のニンフにも使おうと思う。
7 f t 以下だとルースニングは辛いからね。 バンブー党の私は解禁から禁漁までバンブーで通す!
そんな訳でこのロッドには春先の渓流を担当してもらいます。 カーボンロッドは道具として便利です。
非常識な使い方をしなければ、メンテナンスフリーです。 でもね、
振って、掛けて、曲げて楽しいのは圧倒的にバンブーロッドの方です。 これは使った方しか解りません、と言うより使うと1発で解ります。
きちんと作られたバンブーロッドには、全てそれぞれの魅力があると思います。 本当に何本持ってても、飽きるという事が無い不思議な道具だ。 そして間違い無く良いロッドです、高田バンブーは・・・・
解禁まで1ヶ月を切りました。 どんなドラマを見せてくれるかな? 非常に楽しみですなー。
TAKADA ROD STATUS 276-5T
-2003.2.6-
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TREMENDOUS CUSTOM BAMBOOROD 6’6”#4 は素晴らしいぞ!
わたくし所有の最高峰バンブーロッド。 とにかく端から端まで一切の手抜き無しで、ピンから桐まで美しい! もうベタ惚れです。
更に
キャスティング性の高さも特筆物! 上級者なら#4をフルラインまで出せると言うが、オーナーの私はその性能を堪能できないで居る。
ま、それは私の技術的問題で、あまり触れないでおきたい。 あくまでここではロッドの素晴らしさを紹介しておきたい。 それでは本編へ!
そもそも私とこのロッドとの出会いは偶然と言って良いかな? バンブーロッド在庫 って検索かけた中にあった。
とにかくすぐにバンブーロッドが欲しかったので在庫持ってる所を探したの。 で、偶然見付けて
“一目惚れ” でした。
市川正道さんが作るTREMENDOUSバンブーロッド”には沢山のバリエーションがあり、このロッドはオーソドックスなスタイルの方。
ただし、それにも
“カスタム”“ベーシック” とがあり、私のロッドはカスタムの方です。
当初の予算は70000円。 目に止まったのは65000円のベーシックモデル。 それでも十分以上に素晴らしかった。
で、早速電話ですよ。 
「すいません、カスタムとベーシックって、どう違うんですか?」← こんな感じで会話がスタート。
で、結果的に
“普通に作った → ベーシック ” と、“気合でマジに作った → カスタム ” って事の様だった。(私的解釈)
カスタムクラスについては
3年間保証付き! 通常使用で発生した不具合や、最悪の折損事故でも無料でケア。
更にシーズン終了の度にメンテナンスに出しても
3年間は無料です。 その辺の事を考慮してカスタムを選んだ訳です。

ロッドアクションは
ミディアム。 全体に力がある感じですが、良く曲がります。 ラインは出し気味の方が気持ちがいい。
使用エリアを考えて、ハーフライン以上は出す事がないと判断し、リールにはハーフラインだけ巻いて使っている。
キャスティングが下手な私ですが、ハーフラインは軽く出せるので、そこそこのプールでも問題無く使えるロッドです。
ロッド重量は
83g。 カーボンからの持ち替えにも違和感は無かったです。 ただし、ショートロッドである自覚は必要!

殆どの藪沢も源流アタックも、一般的に開けた里川も、全てこれ1本で間に合うと言える素晴らしいロッドです。
あえて言うなら
正しくドライアクションロッドですので、ルースニングやら、激しいメンディングは苦手だと思います。
その辺の事を考えると同シリーズの
7’00”が欲しいです。 が、なかなかお金が貯まんなくて買えませーん。(T_T)
ま、100000円も出して買った宝物ですので、大切にビシバシ使ってやりたいと思います。
バンブーロッドにはやや重めのリールって事がよく言われますが
これには当て嵌まらない。
超軽量バンブーには超軽量リール
の方が相性が良いので、私はアンペックスNo2を使用。
バランス、強度、ルックス、使用感、
全て最高点を付けても良いと自己満足しています。
加えて、このロッドを作った市川さん・・・・ これがまた
良い人なんだ。
電話で30分以上話し込んだ結果の印象値は高かったよ。(一応人を見る目は自信有り)
多分私とよく似たタイプの人だと思います。 高い方を買って良かったと心より満足です!
-2003.6.12-
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PMD スギサカ・チェストバック は使えねぇ――! (怒)
昨年から釣上りの軽装化を図り、ウェーダーを穿かなくなった。
そして今年は
ベストの代わりに使う為購入したのが“PMDスギサカチェストバック”だ。
しかし、外見とは裏腹に、高価な割りに
非常に使い辛い物だ。
果たして本当にフィールドテストって事がなされた物なのか?
もししたのなら、そのテスターは
何も不都合を感じなかったのか?
あまり酷評すると
杉坂信者からブーイングが出そうだが、私の嘘偽りの無い素直な感想を・・・・
欠点…その1
べらぼうに重い!
 ベストと変わらない重量にガッカリ・・・・
重さが同じなら肩当たりの面積が狭い分、食い込みがキツイ、痛い。
ま、ようするに肩への負担が大きくなるのだ。 実際ベストより肩が凝る。
“使い込む程風合いが出る”と言う厚手のキャンバス地。 → 過剰品質。 結果的に重いだけ。
“高級感を醸し出すメタルパーツ類 ”(シブイ仕上げ)    → 過剰品質。 結果的に重いだけ。
上の2点は重量と価格が嵩む以外全くメリットが感じられない、大きなマイナス要因。
欠点…その2
役に立たないパーツ類。

ほとんど意味の無いコードステッチベルト。
フォーセップも付けられないし、クリッパーも出し入れし難い。

着きが悪く、まるで役にたたないベルクロ

フライボックスを入れただけでもくっつかないぞ!
更に
ポケットサイズが中途半端でフライボックスにフィットしない。
欠点…その3
前後のポケット共、
片手で閉められないファスナー。
ただでさえ滑りが悪い金属ファスナーなのに、
肩ベルトの取り付け位置が悪い為、
片手で閉めることが出来ない
。 これは大きな致命的欠点。
もう片方の手で底を持上げないと閉まらない。 設計不良としか言い様が無い!
通常釣人はロッドは持ったまま、
殆どの作業を片手で行う。 だから凄く不便!
因みにファスナーが
完全に閉まっていないと、自重でファスナーが開いてしまう。
その状態で少しうつむいただけで中身がバラバラと
必ず全部落ちてしまうのだ。
欠点…その4
仕立ての悪さ。
(強度不足)
下の画像は肩ベルトの取り付け部分。 左2つは前、右2つは後。 右上の画像で解る通り、前部分はベルト幅が狭い構造。
ただでさえ重くなりがちなフロント部だ、必然的にかかる負担も大きくなり、
ホツレが発生。 後ろは少ないが時間の問題。
使い始めてまだ半年も経っていません。 なんぼ丈夫な生地で作ってもこんな仕立てじゃ何の意味も無いですな・・・・
私の装備品はフロータント2個、パウダー1個、フライボックス大1個、小2個、フォーセップ1本、ハサミ小1本、デジカメ1台
クリッパー1個、テーパーリーダー7〜8袋、ティペット3巻、マーカー、ランディングネット、熊避けベル2個、以上です。
フライボックス3個は多いですか?でも重くも何とも無い範囲だと思いますが・・・・ デジカメはフジフィルムのF410です。
以上の装備だと、ベストではスペースが余るんですよ。 だったら
「もうチョット小さいバックで良いかな?」って選んだのだ。
もう一つ安い手の
“リバレイ チェストバック”の方が良かったかも・・・・ それだと値段が半分だし、構造もシンプル。
友人が使っているのだが、軽くて快適そうなのだ。 よく比べずに漠然と選んだ私が悪いのか・・・・??
ま、PMDスギサカ・チェストバック(10000円)ってこんなもんですよ・・・・ 長所? 長所ねぇ〜・・・・
若干ベストより涼しいかな?他は思い浮かばない・・・ って事で
とてもお勧め出来ない製品です、なんと言われようと・・・
とてもじゃないが、風合いが出るまで使い込めないっつうの! 限りなく欠陥品に近いと感じます。
-2003.9.11-
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やっぱダメな物はダメらしい・・・・
「そんな大袈裟に変わる事もないだろう。」ってケチったのが大間違いでした。
初めてリールに巻いてる時、
手に色がついたんですけど・・・・
「ま、そんなこともあるか…」って事にしてドレッシングして釣りに行ったのだった。
ところが、予想以上に
滑りが悪い。 って事は飛ばないって事でもある。
ただでさえ下手なのに何てこったい! やっぱKENはダメなのか?MADE in U.Kってどう?
摩擦抵抗が少なく飛距離に差が出ます。 ← 少ない方に差が出てもらっては困ります。
上級者のハイテクニックにも対応します。 ← 上級者のテクニックが必要ではないか?
ハーディと3Mしか使った事がない私ですが、結局の所スタンダードたる所以を再認識。
渓流シーズンを終え、管釣りに通うため、ラインストッカーからリールに巻いた時
「??手触りが変だぞ?」 硬いんです、妙に・・・・ 多角形状の折り目も取れないし・・・・
結局そのまま釣りに行ったら一段と飛ばないじゃん! そりゃそうですな。
全部の折り目が全部のガイドに引っ掛かりながら出て行くんだもんね。
ガシャガシャって音が小気味良い! 更に
ヒビ割れ多数発見! フッ、1年持たんのか・・・・
安いっつっても2980円だぞ。 って事で、私的には使えない物でした、マエストロは・・・・
-2003.12.10-
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自作ネットでいとウレシー! (^v^)y
“フライフィッシングは手作り的要素が強い釣りである”とよく言われる。 それはきっとタイイングから始まるからだと思います。 が・・・
それじゃタイイング以外どの辺が手作りなの?と言われたら答えに困ってしまう。 だからって訳でもないど
手作りしてみましたMyネット。
一般に市販されてるネットってデカ過ぎ!と感じた事無いですか?
更に、
仕上げどうにかできなかったか?と感じた事無いですか?
初めて私が購入したネットは
ブローディン。 ティムコが代理店をしている一流品です。 「良い物を末永く使う」が私のポリシーです。
が、今思うと
特別素晴らしい事もない・・・ ゴツイ!仕上げ悪ー!
だったら自分の好みの物を作っちゃえ!
って事ですよ。
幾つか作ってようやく自分好みの良い感じのが出来ました。
この時点で既に
ブローディンを超えました。
これは驕りでなくブローディン自体大した物なかったって事です。

好みのサイズ、好みの色、好みのデザイン、これらは幾つか作って使ってみないと解らないものです。
私も自分用3作目にしてやっと
「これイイね!」ってのが出来た。
初めて卸す日、最初に魚を掬う時ってカクベツな感動を覚える。
趣味だ何だ言っても所詮は遊びの延長なのだから楽しくないと・・・
誰でも子供の頃網持って水辺や野原へ行ったでしょう?アレです。
どうせ楽しむならとことん行ってみよう!って事でMyロッドと同じ材で作ってみた。
度々言うけど私の愛用ロッドはTREMENDOUS バンブーロッド です。
リールシートは樺バールです。 で、このネットのグリップ部も樺バールです。
しかも、材料の提供はTREMENDOUSビルダーの市川さん本人からである。
非常に目の混んだ素晴らしい材料でした。 更にです。
送られて来た時既にプレカッティングされていましたが、これがまた小さかった・・・
その頃私が作ってたネットのグリップ部の長さは190mm〜200mmだった。
これは初めて買った“AKASAKA・WOOD・WORKSさん”のオリジナルデザイン。
北海道はデッカイドーなので魚もデッカイ。 これ位は無いと困るんだろうな〜。
それに対し、市川サイズは145mm〜150mmと3/4程度。 かなり繊細です。
「小さくても華のあるのが好きなもので・・・」と言うのが市川さんのコメントです。
はたしてそのイメージ通りの形になったかどうかは解りませんが個人的には満足!
樺って癖の悪い材料で、あっち曲がりこっち反りで、真直ぐな物は殆ど無い。
その為修正には苦労しましたが、その分愛着も一入なのだ。
ハンドメイドってある意味禁断の世界へ踏み込んでしまったが、得る物は大きい。 と言っても殆どが自己満足なのだが、それが一番大事♪
私は感性が子供的なので些細な事でも素直に喜べるのだと思っている。 ある意味お得な性格なのである。 新しいアイテムを使う度嬉しい。
でも今回の様に自作ネットを初めて使った時は、新しいロッドを卸した時より、新しいリールを手に入れた時より、はるかに嬉しかった。
多分自分で作ったネットだからでしょう。 手作り的な釣りに1歩近付いたかな?                          
-2004.6.19-
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